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自転車・旅 2018

東京:2018.6.14〜16/自転車は使わず

行程概要:交通機関と徒歩で
東京都内の美術館を巡るの3日間

■1日目:6月14日(木)
  「静嘉堂文庫」「世田谷美術館」
■2日目:6月15日(金)
  「大田区立龍子記念館」「日本民藝館」
  「浅草寺」「三井記念美術館」 
■3日目:6月16日(土)
  「森美術館」の後パーティー会場へ


←★>クリックで拡大!・・・以下同じ!!

1日目:6月14日(木)

近鉄学園前駅8:24〜9:06京都
京都9:32_ひかり〜12:03品川で乗換え渋谷へ
渋谷から「東急田園都市線」で用賀へ

TAXIで「静嘉堂文庫」を目指すも
運転手が要領を得ず、変なところで下車

←★これをクリック!・・・以下同じ
この階段の上だと聞き・・・
たどり着いたのは「裏門」
棟の間を通り抜けると大きな「ロータリ」があり、
その右手に「文庫」があった!
ここ「静嘉堂文庫」を訪れるのは初めて!

←★クリックで拡大・・・以下同じ
美術館の入口へ

これを観に来たのだ!

とりわけお目当ては
国宝の「曜変天目」(「稲葉天目」)

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そこから20分近く歩いて

次に訪れたのは「世田谷美術館」

内井昭蔵設計の名建築(1986年)


この美術館には来たことがなかったし、
高山辰雄も観ておきたいと思い訪れたのだ

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通路に模型が置いてあったが、
設置方向が方位と異なっていて、
どこをどう歩いたのかわからなかった


内井テイストを味わいながら

館内をあちこち建築見学しているうちに
時間が無くなってしまたので、
この日はこれでお終い・・・

この日の歩数は 13,000歩

2日目:6月15日(木)

この日は先ず
「大田区立龍子記念館」

都営浅草線の終点「西馬込駅」から
徒歩で20分近く

BS日テレの「ぶらぶら 美術・博物館」
で紹介されていたのと、
芸術新潮の「最強の日本絵画100」
に選ばれていたのとで、
名前はよく知っていたけれど観た記憶の無い
川端龍子 を観たいと思いやってきた
高床式で「龍」の平面をした、
川端龍子自身の設計になる美術館で


数カ月ごとにテーマを変えて、
龍子の作品が順次展示されているようだ

←★クリックで拡大・・・以下同じ
今回の展示リスト

の落とし」の平面で、左が頭!

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「龍」のお腹に抱えられるように「中庭」がある

 

「記念館」と道路を挟んで北側(写真右)が
「龍子公園」

「航空写真」
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10時、11時、14時の一日3回、
希望者は中に入れてもらえる


公園の中には、 龍子自ら設計した
旧宅とアトリエが当時のまま保存されている


この「中門」をくぐると

この先に「アトリエ」がある

伊豆から取り寄せた竹が多用されている
「中門」は普段、中からしか開けられない
スリガラスの引き戸で閉められていて、
来客は横にあるインターホンで連絡をして待つ!

待つための腰掛が設けられている!!



「中門」の左(西)側に南向きの「母屋」があり、


「母屋」は二階建てで

一階縁側の軒裏

 

「竹」を細く割った部材の「網代天井」が美しい!



「パンフレッツ」_表
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「龍子記念館」は9時開館
龍子の初めての絵をゆっくり観た後、
10時から「龍子公園」の見学もでき、
時間配分すこぶる良し!

 

「パンフレット」_裏
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この後、 「西馬込」駅までは遠いので、
近くの幹線道路まで出たらちょうどバスが来たので
飛び乗ったら着いたのがJR「大森」駅

JRで大森〜品川〜渋谷
渋谷で京王井の頭線に乗換え「駒場東大前」駅で下車

徒歩10分弱で次の「日本民藝館」へ到着

三叉路から北を見たところで


道の西側の西館は「旧柳宗悦邸」


道の東側に「日本民藝館・本館」があり

どちらも〈登録有形文化財〉
ここを訪れるのも初めてだが、
どうしてやって来たかというと・・・



NHKの「日曜美術館」で紹介されていた、
染色作家・柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)を
観てみたいと思ったから!

 

「チラシ」_表
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この作家の存在は知らなかったのだが、
これほど全館を使っての展覧会は異例とのこと


お客さんの、特に御婦人方の多いのにびっくり!

 

「チラシ」_裏
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「パンフレット」_表
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「パンフレット」_裏
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順序が逆になったが、

「浅草寺」に川端龍子の天井ががあるのを知り、

都営浅草線「浅草」駅までやって来た

地下鉄の出口を出たアーケードで
ちょうどうまい具合にそば屋があったので

遅めの昼食

「深川せいろ」_\1,100


アーケードの通りの一本西に「雷門」

雨とはいえ「雷門」をくぐらねば!


雨なのに人の多いのにびっくり

前回来た時はこんなではなかった・・・



「宝蔵門」はまだ遠い
傘だらけで上の方しか見えない



ようやく「提灯」が見えて


「宝蔵門」をくぐると、左(西)に「五重塔」
正面に「本堂」



階段を上り

 

見上げる

どうもさかさまのようなので、
中に入って反対方向を向き


見上げる!
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両脇2コマ×2=4コマは堂本印象のもの

「浅草」から地下鉄に乗り「三越前」で下車、
その直ぐ上に「三井記念美術館」の入口があり、

大きなアトリウムがあって



その左側奥の



階段を上ると、
左手奥に7階の美術館へ行くEVホールがある

 

この「三井記念美術館」も初めて!

「大名茶人・松平不昧」を開催中で、
これも、NHKの「日曜美術館」で知り、
国宝の「玳玻天目」が観たくてやって来た!

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観るものが多すぎて疲れてきたので、
先ずザーッと一通り観た上で、
特に興味のあるものに絞ってじっくり観る!

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今日はとうとう 21,000歩を超えてしまった\(^o^)/
お疲れ様 (^▽^)/


3日目:6月16日(金)

この日は一か所だけということにして、
遅めの朝食の後 「森美術館」のある「六本木ヒルズ」へ

←★クリックで拡大 ・・・以下同じ
展望フロアからのパノラマ
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「建築の日本展」が開催中!

 

「イラストガイド」_表
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「イラストガイド」_裏
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基本的には撮影不可だけれど、

いくつかに限り撮影可!

「待庵」の原寸大模型・・・撮影可

中に入れるが順番待ち!
外が見える!

左の遠くに「東京スカイツリー」
右の近くに「東京タワー」

どちらも日建設計の設計で誇らしい!
原寸体験の出来る 「 Power of Scale 」

ここは動画も含めて撮影可!
案内人に「どうぞ中へ!」と言われて・・・
景色が次々と目まぐるしく!変わり


楽しい!
藤森照信の空中の茶室!




・・・

「丹下健三自邸」は撮影可!

模型は多分 1/20

1953年の作品で、現存せず
「出品リスト」
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「チラシ」_表

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「チラシ」_裏
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この後、
パーティー会場のオーストリア大使公邸へは、
歩いて15分ほど

オーストリア大使公邸での 「出版記念パーティー」で
挨拶される志村明一さんは数十年来の友人!
ロブマイヤーの日本総代理店をされていて、

これがご縁で、オーナーが来日された時には、
お二人を奈良のあちこちにご案内!
妻と共にウィーンを訪れた時 (20数年前)には、
オットー・ワグナーなどの建築を案内してもらったり、
ウィーン楽友協会のチケットをいただいて
ムーティ+ウィーン・フィルを聴くことができたり・・・、
本当に夢のような体験をさせていただいた!



 

出版された
「ロブマイヤー・シャンデリアとグラスの世界」

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ロブマイヤーは、
ウィーンに本社を置くオーストリアのガラス工芸メーカー。
高品位のクリスタル・ガラス製品やシャンデリア等を
製造、販売することで世界的に知られる。
1823年の創業以来、創業者一家が継続して経営している。