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自転車・旅 2016

広島・江田島・呉:2016.8.22〜25/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

行程概要:広島を起点の4日間

■1日目:8月22日(月)
昼頃広島の着いて、この日は平和記念公園を散策
■2日目:8月23日(火)
宮島で厳島神社と弥山、岩国で錦帯橋と岩国城
■3日目:8月24日(水)
江田島で海上自衛隊、呉で大和ミュージアムを見学
■4日目:8月25日(木) 
この日も呉に行き散策の後、広島経由で帰路に

1日目:8月22日(月)

新大阪10:59〜12:26広島
駅裏のホテルに荷物を預けた後平和記念公園へ

平和記念資料館、戦没者追悼施設、原爆の子の像
そして、原爆ドームの周りで夕刻まで時を過ごした

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広島駅を横断するのはなかなか難しい・・・
駅のど真ん中の地下の狭い自由通路を潜っても、
郵便局のまで迂回しない駅前通りに出られない!

駅前通りに出て平和大通りへ
緑地帯の中の散策路を西へ走って平和大橋に到着

「原爆ドーム」と重なって見えるビルの設計が
日建設計なのでつらい
「広島平和記念資料館」

訪れるのは20年ぶり!
施設・慰霊碑・記念碑の案内図

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ピロティ越しに「原爆ドーム」が見える
手前の「東館」から入場し、
3階の渡り廊下を中央の「本館」へ渡る
リーフレット【表】

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リーフレット【裏】

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展示を観るのは前回同様つらく悲しかったが、
解説文の「自虐史観」を感じさせる記述に釈然とせず、
「戦争責任」や「原爆投下」の経緯に関する
新しい知識を得てしまった今、
ルーズベルトやトルーマンに対する激しい怒りが
こみあげてくるのを抑えることができなかった!
数少ない被爆建物の一つとして展示されていた
「日本銀行広島支店」

前回資料館を訪れた20年前というのは、
この建物の裏側にある「頼山陽史跡資料館」が工事中の頃!

「東館」は改修工事中で観れなかった
この後「本館」も改修されて
2018年にグランドオープンするそうなので
また必ず訪れたい!

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平日でも人が多い
「広島商工会議所ビル」が気になる!

「原爆ドーム」が世界遺産になった機会に
移築しようというようなはなしはなかったのかな!?

「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」

入口は地下1階にあり
中に入ってさらに「追悼空間スロープ」を下ると
丸い「平和祈念・死没者追悼空間」へ

壁面には、爆心地付近からみた被爆後の街並みを
死没者数約14万人と同数のタイルを用いて表現してある

リーフレット【表】

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リーフレット【裏】

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次に「原爆の子の像」のある円形の広場へ

像を取り囲んで千羽鶴の収納ボックスがある
千羽鶴を掲げた佐々木禎子の像

原爆による白血病で亡くなった佐々木禎子の
同級生らによる募金運動によりつくられた

被爆して9年以上経過しから白血病を発症し、
折り紙で千羽鶴を折れば元気になると信じて折り続け、
1955年10月25日に満12歳で亡くなった

佐々木禎子
いよいよ「原爆ドーム」へ!
右の建物は、
71回目の原爆の日を目前に完成した「おりづるタワー」

新築ではなく、既存のビルの構造体を使って改修されたビルで、
高さは51mほどある

現在ある広島市の景観形成ガイドラインで
高さが25mまで と制限されているため、
新築ではなく改修!いわば既得権行使!?

「原爆ドーム」を元安川対岸の「観光テラス」から見る
ここには被爆前の写真が掲示してある
相生橋を渡って近づく
周囲を廻って見上げたり
少し離れて眺めたり
18:15から鑑賞無料のピアノコンサートが始まり

しばらく聴いたりしていたら暗くなってきて

本通り商店街の店で夕食を済ませてホテルへ・・・

2日目:8月23日(火)

宮島で厳島神社と弥山登山
岩国で錦帯橋と岩国城へ

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広島からJR山陽本線で30分、8:51宮島口に到着

正面にフェリー乗り場が見えている・・・200mほど

交通量の多い国道2号線には横断歩道がなく、
歩行者は階段・エレベーターで地下通路を行くのだが、
自転車なので地上を横断する!

フェリーの会社は二つあるのだが、
「大鳥居に最接近!!」の看板に引かれてこちらに!

やって来るのが見える!
桟橋に到着して乗客が降りてきた・・・車は無かった
乗客は歩行者通路を、車は車道を、
自転車は車道を車の後に乗船
「大鳥居」

接近といってもこの程度で、接近ではなかった!
宮島の桟橋に到着すると、
乗客はこの建物の中を通って正面に出てくることになるが、
自転車は車道を建物の端っこまで迂回してここに!
「宮島案内図」


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「宮島の案内絵図」


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フェリーターミナルの建物の正面左直ぐの所に
「平清盛像」がある

そこから海岸沿いの道を行く

「清盛通り」という表参道商店街は一筋内陸側にある
「清盛通り」との合流すると鳥居が現れ
鳥居をくぐって直進すると正面に「大鳥居」
ここまで来ると「厳島神社」が見えてくる
「参拝口」で拝観料を払っていざ入場!
と、なんだこれは!?海水がない!!
深いところでもこの有り様!
砂浜に建つ「能舞台」

よく調べもせずに来たものだ(≧∇≦)

次の満潮は12:59ということなので出直しすることに
という訳でそれまでに「弥山」 に登ることに!

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「宮島ロープウエー」の乗り場へ急ぎ


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紅葉谷駅10:50発の8人乗り1分間隔のゴンドラで10分
榧谷駅で30人乗り15分間隔の大型ゴンドラ約4分

瀬戸内海を一望!
もう一台のとすれ違う!
11:05過ぎに獅子岩駅に到着

山頂の展望台が見える

12:15発のに乗って下山したいところだが、
モデルコースを移動するだけで60分かかるそうなので、
結構厳しそう・・・

「弥山山頂マップ」を片手に登山開始!


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「弥山本堂」までは木立の中をアップダウン約20分
途中で時々眺望が開ける
「弥山本堂」
恋人の聖地「霊火堂」の右の階段を登って 山頂へ向かう

山頂までは約10分
階段を登り終えると「三鬼堂」があり

更に進むと時々眺望が開けて
山頂に近づくにつれて巨石が現れるようになり
これは「くぐり岩」!
これは「展望台」ならぬ「展望岩」
ようやく「弥山展望台」に到着!
展望台に上って四周を展望
山頂の標高は535m
「大日堂」を経由して、
最後はあと20分かかるはずの道を15分で歩き抜き、
なんとまあギリギリで12:15発に乗車!!
いよいよ今度が「厳島神社」の本番!

参拝券は一日有効で、参拝経路は一方通行!

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朝とは見違えて幻想的!

きらめく波の反射光が軒裏や天井に!

夢中で動画を撮影の連続・・・
朝だけで帰った人がお気の毒

「豊国神社(千畳閣)」と五重塔が見える
人と重ならない「大鳥居」の写真は撮れない!
無彩色の「能舞台」エリア!
「反橋」!
これぞ真の「水上の能舞台」!
出口を出て清盛神社の方へ

遊覧船が「大鳥居」をくぐって行く!

「宝物館」近くの店で昼食を済ませた後、

夢のようなひと時の余韻を楽しみながらフェリー乗り場へ
14:00頃か・・・

14:10発のフェリーに乗り
大満足の「厳島」を後にし

14:20宮島口に到着
正面にJR宮島口駅が見える

国道2号線の信号はなかなか青にならない
何しろ交通量の多い幹線道路だから・・・
朝は海の方に向かって行ったので、
初めて見る感じ!
宮島口14:49〜15:13岩国
岩国駅から錦帯橋までは約5q

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「錦帯橋」は、

「山口市民会館」の現場にいた時以来だから45年ほど振り!

先ず自転車を近くのバスセンターの駐輪場に置き
「錦川」の河原に降りて全容を見る
柱脚が4本で5スパン

5スパンの内中央の3スパンが大アーチ

山頂に岩国城が見える

通行料金を払って進入

橋の向こう側は山の麓まで公園になっていて

その中を「岩国城」へ上るロープウェイの乗り場へ
重要文化財の「旧目加田家住宅」
16:30発に乗る

30人乗りゴンドラで
標高200mの山頂に約3分で到着する
「岩国城」

入場は16:30までということで一足遅かった!

城とロープウェイの駅は少し離れていて

下りの最終が17:00なので、余裕を持って戻って来た

ここからは岩国の市街地と瀬戸内海が一望できる

2012年12月から軍民共用空港となった
「岩国錦帯橋空港」から飛行機が飛び立つのが見えた!
下山して辺りをぶらぶら散策

堀に架かった石橋の向こうに鳥居があり
その先に神社が見える

「御土居跡」にある「昌明館」

この「御土居」は、
関ヶ原の戦いの後岩国へ移封された
初代岩国領主吉川広家の日常の居館
鳥居前から神社を見る
神社の門はあいにく閉じられているが
門の隅間から見えた!

重要文化財 「吉香神社」  「きっこう」と読む
側面へ回り
板塀の隙間から覗く
先ほどお堀越しに見た 「昌明館」
「御土居跡」のお堀端を歩いていると
「岩国徴古館」
ちょっとした歴史的建造物・・・

「案内板」が見えるので
行って見る!

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何と、佐藤武夫の設計だった!
側面にも入口があった
入口を出たところにあった橋からお堀を見る
「剣豪佐々木小次郎の像」を見に行く
橋の袂の料金所は午後5時でシャッターが下りて、
料金箱が置いてある
戻る
柱脚の天端に雨水を落とす溝が彫られている
自転車をピックアップし、
「錦帯橋」より上流に架かる橋から下流を見る

橋を渡って錦川右岸の川沿いの道をしばらく走り
途中でそれて

JR岩徳線の川西駅へ

自転車を抱えて上り、ホームでたたむ
川西18:17発に乗って18::26岩国着
乗換時間わずか3分で階段上り下りしてホームを移動!
岩国18:29発に乗れて18:22広島着

広島駅の店で、この日は広島らしい夕食!

盛り沢山な一日でした

3日目:8月24日(水)

この日は江田島へ渡って海上自衛隊を見学、
呉で大和ミュージアムを見学してJRで広島へ戻る

走行距離≒25km

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JR山陽本線の踏切を渡り、

京橋川に出て左岸の遊歩道を南下
ホテルから約7qで「広島港宇品旅客ターミナル」に到着

ここは広電宇品線の終点でもある
フェリーが到着

広島港を9:00に出港

昨日渡った「厳島」が間近に見える

9:40三高港に到着

江田島湾を左に見ながら南下

湾の南端をぐるりと回って

海上自衛隊(旧海軍兵学校)を目指す
しばらくすると
牡蠣の養殖

江田島は牡蠣の名産地なのだ!
造船所も多い
只今作業中
湾内を高台から見る
重機が見えて、島に活気を感じる

初めてサイクリングの一行と出会う

湾の南端部

「サイクリングロード」って!?

「サイクリングロード」とは言いながら
この境界石を越える時、一瞬転倒しそうに!
名ばかりの「サイクリングロード」!
海上自衛隊の見学は12:30から受け付け開始
ということなので先ずは昼食

観光協会おすすめの店に行ったら
暖簾は裏返しで「準備中」の札が・・・

こんなはずはないと思い念のため中をのぞくと、
お客さんがいっぱいいて・・・不思議・・・
まだ時間があるので「学びの館」へ
2階のホールで写真展をやっていて、
そのホールの天井見上げ
庭に出て

庭を通って行くと

別の入口に出た!

そろそろ時間になり門へ

いよいよ見学できる!

「江田島海上自衛隊」(旧海軍兵学校)
校門を入って受付手続きを済ませ
中に入ると

護衛艦「ひえい」の主錨が展示してある

見学時間は13:00〜14:30の1時間30分

先ず、
「江田島クラブ」1階に集合
そこで引率の方からの説明があった後
「石造りの大講堂」「赤煉瓦の生徒館」を外から見学、
「白亜の教育参考館」に入館してじっくり展示を観る!
というコース

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「石造りの大講堂」は海側が正面なので、
見えているのは裏玄関
こちらが海側の正面、 大正6年(1917年)にできた

「旧海軍兵学校の大講堂」

カタツムリのような柱頭の付いたイオニア式の柱
中では式典の予行演習中!

なので後ろの方から静かに

予行演習が終わって生徒さんが出られたので、
ちょこっと中へ

海の方向を見ると白くて長い「学生館」

その手前にあるのが、明治26年(1893年)にできた

「旧海軍兵学校の生徒館」
東西幅が140mもある!
こちらはコリント式の柱

近づいても良いが、階段に触れてはならぬ
階段に触れなければ、中を撮影しても良い
ということで、ここまで!
西側面の窓と出入り口
140mの廊下の東端の出入り口が見える

レンガの積み方は

イギリス積!

海の方を見る

 

海側が正面玄関なので、
お客様はあちらから船で来られるのが作法だそうです

そして最後は、昭和11年(1936年)にできた

「旧海軍兵学校の教育参考館」

現在は海上自衛隊の教育参考館として、
旧海軍の資料が保存展示されていて、
若き特攻隊員の遺書なども見ることができる
正面左に、
戦艦「大和」の砲弾と特殊潜航艇が展示してある
真珠湾攻撃に参加した5隻の特殊潜航艇の内の一隻で、
1960年に米海軍に発見され引き上げられたもの!

その向こうには潜水艇「海龍」
堂々たる正面

こちらは飾りの少ないドリア式の柱だ!
内部は撮影禁止で、
正面の階段を昇って先ず2階から
順路を追って最後は1階に・・・

きわめて内容の濃い展示で時間が足りないほど

因みに正面の階段では、
決して白い部分を踏み外さないように!
と念入りに注意を受けた
展示を観終えて外へ出ると青空に!
「旧海軍兵学校の生徒館」 を明るい光で再撮影!

「生徒館」の廊下も軸線を少しずらして再撮影!

青空を背景に、レンガの赤が生えて

つい何カットも

撮影し直してしまう!
「旧海軍兵学校の大講堂」 も、先ほどとは見違えるよう!
正面に日が当たり、側面は陰!
これは昭和16年(1941年)にできた

「海軍兵学校の庁舎」

道を挟んで「大講堂」の南東側にある

現在は
海上自衛隊第一術科学校の庁舎として使われている
これは裏側で、

この左にある「江田島クラブ」に戻って、
14:30 に解散

手続きを終えて門を出て
島を横断し

小用港へ

「江田島小用桟橋」から呉行きのフェリーが出る

整備された海岸線の公園

呉港が遠望できる

15:35発

あまり乗客はいない
がらがら!
江田島を後にし
呉港へ一直線
所要時間20分
正面の赤いのが「大和ミュージアム」

右は「呉中央桟橋ターミナル」・・・癖っぽいデザイン!
到着!

正面側に回り込むみ、


広場に設けられた駐輪場に自転車を停めて正面へ

「大和ミュージアム」

数年前に来た時は展示を観る時間がなかった・・・

リーフレット【表】【裏】

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エントランスから奥に続く大空間に
ぜんちょう26.3m、1/10の戦艦「大和」が復元されている


その空間の先は呉港だ!
精巧につくられていて見るのに飽きない
水中からの視点でも見ることができる
高い視点から見下ろす
隣りの「大g多資料展示室」は、
壁沿いにスロープが設けられていて、
様々な視点で展示物を見ることができる

16時過ぎに入館して18時の閉館まで、
閉館時刻を意識しながら
なんとかすべて観終えることができた
JR呉線で、
呉18:20発に乗り、19:03広島着

呉にはまだ見たいものが残っているので、
翌日も呉へ来ることに・・・

4日目:8月25日(木)

この日はフェリーで呉へ行き、
「てつこくじら館」「入山記念館」を訪れた後、
海上自衛隊の艦船を見に「アレイからすこじま公園」へ

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この日は先ず、
前日までホテルに置いていた荷物を
広島駅のコインロッカーに預けた後広島港へ向かう

京橋川左岸上流には街路樹があった!
昨日同様京橋川左岸を南下
交通量の多い国道2号線の川沿い側には横断歩道が無く
横断歩道を3回渡って


本の道の延長線上に戻る

向こうに見えるのは「御幸橋」

「広島港宇品旅客ターミナル」に到着

呉経由松山行きのフェリーに乗るのだが、
乗り場の場所が分かりにくくて・・・
変なところで待っていて怒られて・・・
さすがに松山行きとあって、大型のバスややラックも乗船
9:20 広島港を出港

右が「安芸小富士」のある「似島」で、
左のかわいいのは「峠島」

広島港の直ぐ東側の「宇品島」

高層の建物は南東先端に建つ
「グランドプリンスホテル広島」
乗船時間 45分
昨日と同じ景色が見えてきて

10:05 呉港到着

ここで写真を撮っていてまた怒られた

どうやらぼくは「安全第一」のルールに違反しているらしい!

昨日はよく見なかったのだが、

「大和ミュージアム」の広場は屋外展示のスペースで、

巨大な「錨」が目につく!

戦艦「陸奥」の部品が展示してあるのだ
帝国海軍の象徴として国民から親しまれた戦艦で、
1943年に爆発を起こして沈没した
一番手前は巨大な「舵」
巨大な「スクリュー」

「てつのくじら館」

正式名称は「海上自衛隊呉史料館」!

「潜水艦あきしお」が空中に設置してある!

1985年に進水、2004年に除籍しここへ

長さが76.2mある
近づくとすごい迫力!
館のゲートになっていて、それをくぐって館内に入る
リーフレット【表】 片面のみ

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展示室を2階〜3階の順に辿り
3階で一旦外に出て

「潜水艦あきしお」に入る

潜望鏡から見た呉港!
3階デッキからみた呉港!!
「てつのくじら館」には1時間半ほどいたようだ

館を出て東へ、

渡る橋から巨大な "NYK LINE″って!?
日本郵船の輸送船のようだ・・・
「入船山公園」の北側に
「入船山記念館」へのアプローチ道路があり

両側に彫刻のある広い歩道が付いていて、
特にこの左側の歩道は広い!

上り切った左手に門が現れる

「入船山」の表札のかかった門柱があり
どうやらこの門から中が

「入船記念館」

 

ということらしい
中に入って石畳を進むと

リーフレット【表】

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リーフレット【裏】

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手前右は「旧呉海軍工廠塔時計

左奥の白いのは「番兵塔」

緩やかな上り勾配の石畳が大きく左へ曲がると、

突き当りに「洋館」が見える

その左手前に「郷土館」があり

券売所になっている

2階は展示室になっていて、
旧呉鎮守府司令長官官舎及び
長官関係の資料が展示してある
いよいよ最終地点へ向かう

「旧呉鎮守府司令長官官舎」

1889年に呉鎮守府が開庁、
1892年より長官官舎として使われた建物で、

1998ねんに国重要文化財に指定された

英国風(ハーフティンバー様式)を取り入れた「洋館」で、
屋根は宮城県雄勝産の天然スレート

客室

食堂

食堂の突き当りの扉を開けると、
「和館」の縁側の廊下につながっている
内部をくまなく見学した後外に出て、
建物の外周を反時計回りに周る

「和館」に接して「洋館」が見える

「洋館」の食堂とつながった縁側の廊下

一周して正面に戻る

緩やかな勾配の石畳を下ると
突き当りに「旧高鳥砲台火薬庫」があり、
中に絵画が展示してあった
「アレイからすこじま公園」というところへ行くと、
自衛隊の艦船を見ることができるらしいので、
そこを目指す

途中に大きな造船工場があり
IHI株式会社!?

今でも「石川島播磨重工業」だと思っていたら、
2007年に「IHI]に社名変更したんだって!

戦艦大和もかつてここで造られた!?

更に行くと、どうやら海上自衛隊のエリアに着いたらしい

ただ艦艇の一般公開は日曜日限定!

「アレイからすこじま公園」に到着!

海岸と道路の間のそれほど幅の広くない、
でも海岸沿いに長く連続する公園で、
右手には先ほどのIHIが見え、
それより沖には潜水艦が停泊している
そのさらに先の方を見ると、
沖から巨大な船がゆっくりゆっくりこちらへ

双胴船だ!

接岸している艦艇の横を通り過ぎる

その手前に接岸するらしい

デカイ!
接岸しようとしている

投げられるロープが糸のように細く見える
無事接岸したのを見届けて

そろそろ帰らなくては・・・
公園のバス停は「貿易倉庫前」

バスを待っておられは隊員の方に
「あの船は何をするのですか?」と聞いたところ、
「 私たちには聞かされていない!」・・・機密なのだ!

13:46発のバスに乗り10分で呉駅前に到着
バス停が駅舎から離れていたので、
下車して一瞬駅舎の方向が分からなったのだが、

あの正面の建物の方へ行って見たら、

「呉駅」だった!

1時間以上余裕があるのでゆっくり昼食をとり、

呉15:14〜15:53広島_ロッカーに荷物を引取り
広島16:17〜17:42新大阪/新大阪17:50〜18:04京都
近鉄で、京都18:15〜大和西大寺〜18:56学園前

学園前からバスで・・・下車する直前から強烈な夕立!
荷物にだけは大きなビニール袋をかぶせ、ずぶ濡れで帰宅