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自転車・旅 2012

北アルプス・前日:2012.04.27/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

行程概要拡大地図 拡大地図-自転車走行

 

■2012年4月27日(金)
翌朝JR直江津駅前をスタートするGW恒例の
”GEO POTTERING”企画「北アルプス」に参加すべく、
前日直江津へ向かう。
富山までサンダーバードで行き各停に乗換え、
滑川で途中下車して「ほたるいかミュージアム」を、
糸魚川で途中下車して「谷村美術館」を観る。
更に各停を乗り継いで能生で下車し、
有間川まで久比岐自転車道を走って、走行距離は18.4q。
有間川からまた各停に乗り直江津へ。

4月27日(金)

朝の京都駅

0番線9:11発の「サンダーバード7号」で富山へ、

神通川を渡ると直ぐ富山に到着。

11:58富山着。

後ろ姿は見慣れた「サンダーバード」ではない!

12:15発直江津行の各駅停車に乗り、

12:29滑川着、

「ほたるいかミュージアム」を訪ねる。

水槽にほたるいか!

駅に戻り観光案内のパンフレットをあれこれ見ていて、
糸魚川に村野藤吾の遺作「谷村美術館」があるのに気が付き、
これはまたとないチャンス!と、行くことに。

14:35の列車に乗って15:33糸魚川着、
自転車を開いて急ぎ走る。

門に到着したのは閉館時刻の午後4時、
でも「どうぞ」と入れていただけた!

胸が高鳴るアプローチ・・・

初めて渡米した時、どうしても観たかった
ルイス・カーンの「キンベル美術館」に
辿り着いた時に劣らぬドキドキ感!

外観は、ル・コルビュジェの
晩年の教会の計画案を連想させる・・・

幻想的な内部空間!

パンフレットに
「作品を引き立たせるための自然の光と人工照明が
織りなす光と影、作品と見る者をやさしく包む空間は、
静寂の中に落ち着きを感じさせてくれます。」とある。
久々に建築に感動!

主役は展示品の彫刻なのですが、
撮影禁止なので不掲載!悪しからず!!
見終えて、先ほど「どうぞ」と入れて下さった
館の若い女性のところへお礼に行くと、
そこには中根金作による庭園「翡翠園と玉翠園」があって、
その先生と生前「頼山陽史跡資料館」で
ご一緒させていただいたので感無量だった。

「わたしは自然採光だけの方が好きなので、
自然採光だけで是非もう一度観てほしい!」
ともう一度案内され、照明をOFF!


なるほど・・・ 先ほどは気が付かなかったけれど、
天井のダウンライトが消えている!
これこそ自然の光が織りなす光と影!
良い建築を観れて良かったー!

でもさらに欲張って、
明るいうちに「久比岐自転車道」を走りたかったので
急ぎ糸魚川駅に戻り、17:12の列車に乗り、

17:26能生で下車、駅は桜が満開!

糸魚川市から上越市までの35qの及ぶ
この「久比岐自転車道」は、 北陸本線の
旧線跡を再利用されてつくられた自転車道で、
明日の直江津〜糸魚川のコースでは、
能生〜有間川間は内陸部を走るため、
今日走っておきたかったのだった。

残雪を頂く山が見えて、
明日はこういう山々を見に行くのだな・・・
今年のGW企画が何となく分かってきました。

そういえば毎年のGW企画では
あちこちで鯉のぼりを見ましたが、
今年はこれっきりでした。

しばらく走ると能生海洋公園があり、
県立海洋高校創立100周年記念
マリンミュージアム「海洋」というのがあって

後で調べて知ったのだが、
この停泊している「越山丸」は、
かつてこの高校の実習船として使われていた船で、
今は「海の資料館」として、乗船できる由。

尤も開館時間は午前9時から午後4時までなので、
とっくに閉まっていた訳。

走りやすい道です。

走っているのはぼくだけでした。

夕陽が沈む!

18:32

こんなところを蒸気機関車が走っていた!

これは新幹線!


並行している国道8号線は、
それほど交通量も多くありません。

おおーっ!トンネルだ!!

走りながら発声練習を、

と、照明が全灯してびっくり!

常時は半分だけ点灯してあって、
「キャーッ!」と叫んだりすると全灯!

つまり省エネと防犯のための措置ということと納得。

有間川19:40の列車に

間に合いました。

19:50直江津着、
駅の目の前のホテルにチェックイン。

今夜の夕食は予め調べて決めていたメニュー、
隣のホテルの「多七」というお店の
「キンキの煮付け定食」¥1,575

明日は早朝東京を発って来る3人と合流し、
9:20直江津駅北ロータリーを出発の予定です。