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自転車・旅 2020

奄美群島:2020.7.28〜8.6/自転車:Panasonic Traincle 6500-remodeled

◆奄美群島を巡る10日間

2013年から6年間かけて沖縄県の島々を巡り、
昨年からは鹿児島県の島々へ・・・ と予定したところ、
天候不順で今年に順延、コロナ禍の中決行しました!

天候は左のポスターのような青い空と海ではなくて、
ぼんやりした水平線の上下にどんよりした空と海でした。
購入したばかりの電動アシストバイクで計画したコースは
バッテリーが容量オーバーで飛行機で運ぶことができず、
いつもの小型軽量自転車の旅となってしまい、
奄美大島ではあまりの坂道の多さにギブアップ!
奄美大島は自転車旅行に不向き!車で巡り直したい!

◆今回巡ったのは左図の範囲です

沖縄本島は沖縄県の最北の島、
その上の与論島から上部・・・すなわち北側は、
鹿児島県になります。

今回は、空路沖縄の那覇を経由して奄美大島に入り、
そこからフェリーを乗り継いで南下しました。

その経路は次の通りです。

■7月28日(火) 伊丹空港から那覇空港経由で奄美へ
■7月29日(水) 奄美大島2日目
■7月30日(木) 奄美大島3日目
■7月31日(金) 奄美大島4日目
■8月01日(土) 早朝のフェリーで徳之島へ
    Ferry:奄美大島「名瀬」→徳之島「亀徳」
■8月02日(日) 徳之島2日目
■8月03日(月) 午前のフェリーで沖永良部島へ
    Ferry:徳之島「亀徳」→沖永良部島「伊延」
■8月04日(火) 沖永良部島2日目
■8月05日(水) 正午のフェリーで与論島を経て沖縄へ
    Ferry:沖永良部島「和泊」→沖縄本島「那覇」
■8月06日(木) 繰り上げ便で12:50関西空港に戻る

これを機会に、
奄美群島の島々のデータを、左図に示しておきます。

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===============================================
最初にお断りです!
旅の途中で出会った『花』の「名」がほとんど分からず、
このページを編集するに当たって、
iPhoneの PictureThisという植物判定アプリ を購入し、
そのアプリを使って特定しました。
2,900円/1年、今後も大いに役立てたいと思います!
ご参考に・・・
===============================================

1日目:7月28日(火)

5:00起床

菖蒲池5:36〜6:09大阪上本町_近鉄電車
近鉄上本町6:40〜7:10伊丹空港_空港バス

伊丹 8:15〜10:25那覇_ANA763
那覇12:20〜13:25奄美_RAC853

早朝の伊丹空港
飛び発ってしばらくすると、 眼下に関西空港が!
那覇空港に到着する40分ほど前、
沖縄本島北方洋上の島々です

一番上が「伊是名島(いぜなじま)」で、
google map には城跡も郵便局もあり、
行ってみたくなりました!!

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調べたら・・・

「伊是名島」は、
沖縄本島北部の「運天港」からフェリーで55分、
島の周囲は16.7q、 所帯数760程、人口1400人程

農民から琉球国王になった
「尚円王(しょうえんおう)」の生誕地として知られ・・・

知らなかった!是非訪れよう!!

因みにこれは、
「伊是名島(いぜなじま)」の航空写真で、
島の外周長さ≒16.7q
最高部の高さ=119.9mです


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10:25那覇空港に到着

また沖縄にやって来ました!

今春「第2滑走路」が供用開始されたのですね!
乗り継ぎの合間の昼食は「豚の角煮丼」!

生ビールがバカンス気分を盛り上げてくれます(^^♪
大きな那覇空港ですが、
乗るのはプロペラ機
12:20発のRACで奄美大島へ向かいます
13:25奄美空港に到着
お客さんは少ないです

この日はもっぱら自転車です

先ず空港から南へ3qほどにある「奄美パーク」へ


その後7qほど北上してこの日の宿「アマミテラス」へ

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空港から南へしばらく走ると
「奄美パーク」があります
ここで右折

早くも今回のメインイベントでワクワク!
奄美群島の自然や文化・歴史などを紹介する
「奄美の郷」と、
奄美の自然を描いた日本画家田中一村の作品を紹介する
「田中一村記念美術館」からなる施設です



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シャコ貝をイメージされてつくられた「奄美の郷」
エントランスを入ると

木の集成材の立体トラスのアーチを並べて架けた
ドーム状の大空間で、
付属するシアターで「奄美」を学びました

高倉をイメージしてつくられた
美術館の三つの展示室が、
水の上に並んで見えます

田中一村という画家を知ったのは、
そんなに昔ではないけれど


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時を忘れて展示室を巡った後、
訪れたことの証拠写真を一枚!

今回の旅行中の最良のお天気で、
旅を始めた途端に、
今回の旅のメインイベント!という感じで、
心が満たされた時間でした
施設を観た後は広いパーク内を散策し、
展望台にも上りました

この後北へ7q走り、
「アマミテラス」という気の利いた宿に泊まったのですが、
何故だか写真を撮らなくて残念!
いい宿だったし、女性スタッフもすごく良かった!
…彼女は和歌山出身、ぼくが奈良からといったので、
お隣さんの親しみを感じたのかな・・・

アマミテラス:朝食付き=6,950円(以下すべて税込)

2日目:7月29日(水)

この日は島の最北端まで走り西海岸を南下、
坂道が多くてなかなか進まず、
「大島紬村」からはバスで奄美市内へ、
「田中一村終焉の家」を訪ねました!

その後市街の中心部まで走り、
バスで島を縦断し、海に出たところで泊

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7:40頃に「アマミテラス」を出発

少し走ると
直ぐに「あやまる岬」に到着!
「あやまる」は、

「謝る」でもなく、
「誤る」でもなく、
「綾丸」でした!

ここは観光公園になっていて
海水プールやパターゴルフ場が整備されていました

「あやまる岬」から北へ5qほど走ると分岐点があり、、
そこからさらに北上すると、
2q程で島の最北端の「笠利崎」に到着しました!

小高い丘に灯台が!!
案内図です

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夢をかなえる「カメ」さん!?

解説文:龍宮伝説由来について

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この後幹線道路に戻って内陸部を西へ

八幡神社がありましたが、
コンクリート製で赤いペンキ塗りです!

左の階段の上の碑には「烈霊塔」とありました

西側の海岸に出てしばらく南下すると
「赤木名集落」に到着しました
島の北端の「笠利崎」から
15qほど走ったでしょうか・・・直線距離だと10qほどです

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案内板に従って「集落めぐり」をしてみます
先ずは
「Bサンゴの石垣」から

こういうスケールです!

その後、
「C高倉」は、
地元の方が案内してくださったのですが、
残念なことに撤去されてしまっていたのと、
「A西郷隆盛が背もたれ下柱」は、
人影も無くて尋ねることもできず、
見つけられませんでした

でも
「@代官所跡」は簡単に見つかりました
「大島代官所跡地」

慶長14(1609)年の薩摩藩の軍事侵攻の結果、
奄美群島は薩摩藩の統治下となり、
1694〜1662年と1672〜1801年の間代官所が設置されて、
奄美大島統治の政治的的拠点となった!
とういうことを知りました

因みにそれまでは、琉球王国の一部だったのですね!

「赤木名集落」から1.5〜2q地点の深く入り込んだ湾

更に5q程進んだところに日陰があり休憩!

ここで出会ったロードレーサーの方は、
名古屋からフェリーで来られた方でした


真ん丸な湾です!

ちょうど解説板があり

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「赤尾木湾(奄美クレーター)」
太古の昔、隕石が落ちてできたんですね!!

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上の写真の左下からもう少し進み
左折すると「大島紬村」です!

「現在地」からだと3q程のところ・・・

直ぐに「大島紬村」の案内板が現れました!

この時13:10を少し回ったところで、
バス停で時刻表を見ると
奄美市街方面行バスは14:33!

1時間以上あることが確認できたので、

「大島紬村」をゆっくり見学〜散策することにしました


←クリックすると拡大されます 
幹線道路から300mほど入ると村の門があり、
門をくぐって
緩やかの坂をしばらく上ると
「泥染発祥の地」の看板があって、
職人さんが

「泥染」をされているところです!

見学料を払って「生産工程見学」に参加しました

所要時間は約30分で、見学料は500円(税別)


←クリックすると拡大されます 
この女の方が案内してくださって
懇切丁寧に説明をして下さるのですが、

工程のあまりの複雑さに

頭がいささかこんがら画ってしまいました!
でも、
その完成度の高さ・美しさには驚嘆するばかり・・・

発祥は1300年前とのことで、
藤原不比等や聖武天皇の時代です!

日本にこのような伝統文化が生まれて、
今日まで受け継がれていることに、
日本人として誇らしくなりました

「生産工程見学」の後は村内を散策
橋あり
庵あり

村は自然に囲まれた美しい「亜熱帯植物庭園」で、
ここ「大島紬村」は、
「奄美大島」に来たら必ず訪れるべき場所!
だと思いました

ご案内ありがとうございました!
一番大きな建物はショップで、
一目で気に入った「高価で美しい扇子」を購入しました
幹線道路へ戻ると程なくバスが来て、

20数分乗っていたでしょうか・・・
google map を見ながらタイミングを計っていて、
ここで!ここぞ!!とばかりに下車しました

お目当ての「田中一村終焉の家」は
下車したバス停から1q程のところにありました!
敷地は擁壁で少し高くなっていて、
塀沿いに道を進むと、
ありました!
広い敷地にゆったりと建っていました

田中一村_1908〜1977
50歳で単身奄美大島に移住、
奄美の自然を花鳥画に描いた日本画家

大島紬の工場で働いたお金が貯まると、
絵具を買っては絵を描いたそうです!
孤高を貫き、
この家に最後の10日間過ごして没した!

「田中一村画伯の住居跡」の説明板ですが、
途中は残念ながら読み取れません!

最下段_「(社)奄美大島青年会議所」

田中一村について、詳しくは前日掲載した、
「田中一村記念美術館」のパンフレットを
ご覧ください!
アダンと言えば田中一村を連想します!

田中一村は昭和59年(1984年)に
NHKの「日曜美術館」で取り上げられて
一気に再評価が進んだとのことで、
2018年5月号の「芸術新潮」での特集
「最強の日本絵画100」にも選ばれていて、
「アダンの海辺」は彼の代表作で、
一昨年佐川美術館で開催された
「生誕110年記念展」で実物を観ました!
これがその「アダンの海辺」(部分)

←クリックすると全体が表示されます 

「芸術新潮」2018年5月号より

外壁の隙間から中をこっそり覗いてみました

亡くなるまでの10日間を思うと熱くなりました!

「田中一村終焉の家」を後に海岸沿いの道に出て、
西〜南方向・・・名瀬の市街を目指します
この湾の右(東)奥が「大熊漁港」で、
「浦上川」と「有屋川」が合流して流れ込んでいます
上の2枚の写真は、★地点で撮影!
あちこちで尋ねて、
ようやくバスの発着場を探し当て、

「しまバス本社前」16:45発の、
島の南端方面へ向かうバスに乗りました

名瀬の市街地から島を縦断して南下し
海が見えてきたところで、
ここぞと下車しました

「和瀬」17:05
海の方へ少し下ると今夜の宿の看板があり

そこを左の方へ入って行くと

高台にそれらしき建物が見えてきました
「民宿さんご」です!

島には市街地を除けば宿は少なく、
旅の行程からすると、ここが唯一の選択肢でした
部屋からの眺め良し!

連なる山々を見ていると、「奄美大島」は
自転車での旅・・・
と言ってもぼく流の旅ではありますが・・・
には向いていないと実感します!

明日はどうなることやら・・・

民宿さんご:2食付き=6,000円

3日目:7月30日(木)

この日は自転車で「マングローブパーク」まで走り、
そこからはバスで大島南端の「古仁屋」まで行きました

フェリーで「加計呂麻島」へ東側の港に渡り、
自転車で西側にあるもう一つの港まで走って
フェリーで大島に戻り、「古仁屋」で泊まりました

←クリックで拡大
朝、宿の部屋から

民宿なので夕食も朝食も至れり尽くせり!
せっかくのご馳走だし、お客はぼく一人なので、
量が多すぎるのだけれど頑張って完食!
民宿の食事で忘れられないのは、
2007年知床・羅臼の「熊の入った宿」に泊まった時!
一人客のぼくを大歓迎して下さって、
おかみさんが作って出される料理が止めなく、
何と苦しかったことか・・・余談でした!
朝8時前に宿を出発
高台から海の方へ一気に下り

海を背景に一枚!

走り出すと直ぐにトンネルが現れました!
ということは、
トンネルができる前は坂の多い難所!
だったのだと思います

左側に歩道があって
広さは十分
トンネルを抜けた先にまたトンネルが
でも今度は短そう!

入ったとたんに出口が見えて

その後しばらくは平地走行
と思いきやまたトンネルが見えてきて
今度は歩道が右側で

歩道の幅が狭い!

歩道の幅が狭いのは、
30年以上前にできた古いトンネルだからでしょう!

新しいトンネルはどこでも歩道が広くつくらていて、
歩道の幅でトンネルの古さ新しさが分かります

北海道積丹半島西海岸のトンネルは古かった!
歩道すらない狭いトンネルが10か所も連続し、
すごく怖ろしかったことを思い出しました!

長いトンネルを抜けました!

やれやれ・・・

 

トンネルの先はしばらく緩やかな下り坂が続き、
やがて「マングローブパーク」に到着しました

バスは敷地内のロータリー迄入ってきます
ロータリー正面の「マングローブ館」の前に
バス停があるので一安心です


ここから先、「古仁屋」までは22qあります

山道が多くてキツそうなので、
バスで行くことにしました



「マングローブパーク」の案内図です

カヌー体験をするほど時間はないのですが、

せっかくなので入園料500円を払って入園し、
奥まで行って展望台に上ることにしました
でも時間切れで上るのを途中で諦め、
10:01のバスに乗りました

お客さんは前の少年とぼくの二人だけ!

二つの川の合流地点に、
広大なマングローブ原生林が広がっています!

バスは島の最南端「古仁屋」まで走り、
10:42「せとうち海の家」駅に到着しました

今夜泊まる宿の場所を確かめたりした後、
「古仁屋港」11:40発のフェリーに乗り
「加計呂麻島」へ向かいました
「加計呂麻島」の東側の港 「生間港」まで、
所要時間は20分です

到着直前、おもしろい形の小島がありました

向こうに白く見えるのは、
大島の「古仁屋」の市街地です
12:00に「生間港」に到着!

これが「フェリーかけろま」の全容です

港の案内所で
島のくびれ目の峠を越えた向こう側に
食事するところがあると聞き出発
峠を越えると湾が見えてきました!

どうやらあの砂浜に面した円弧状の緑の帯が
「諸鈍(しょどん)のデエゴ並木」らしい・・・
湾・・・「諸鈍湾」は穏やかです

しばらく走ると白い建物が見えてきました!
目指す食事場所のようです

「加計呂麻島 展示・体験交流館」とありました
中のレストランの、
湾に面した窓際のカウンター席に座り
「おにぎりセット」をいただきました

レストランの前に見えた
この橋を渡って左(東)へ行くと

「デイゴ並木」が延々と延びていました!
5月の初旬から中旬にかけて 真っ赤な花を咲かせるそうで、
さぞや壮観のことでしょうが、
でも花の開花時期はわずか1週間とのことなので、
時期に合わせて訪れるのはなかなかむつかしそうです
樹齢300年にも及ぶそうで、見事です!

エネルギーが充満しています!

見終えて「交流館」の方へ戻り、
橋の名前を知りました! 「でいごばし」です

食事をした席の窓が見えます


「生間港」の方へ戻る途中に「大屯神社」というのがあり、
平資盛(たいらのすけもり)が祀られていて、
毎年旧暦9月9日にこの境内で
「諸鈍シバヤ(芝居)」という踊り・村芝居が
上演されるとのことです!

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平資盛は平清盛の嫡男平重盛の次男だそうですが、
平重盛というと、平清盛の命を受けて南都焼討をした人!
奈良の建築や仏像を破壊した人許せない人!
と、ここ「加計呂麻島」に来ても思うのです・・・

峠を越えて「生間港」に戻ってきました

あの面白いかたちの小島が気になっていて
望遠レンズで引き寄せます

松の木の造形美は、 まるで盆栽です

「生間港」から西の「瀬相港」までは15qほど、
でも決して平たんな道ではなさそうです

早速坂道が待ち受けていました

しばらく行くと湾に突き出た船着き場があり、
先端まで行ってみました
ここは「諸数(しょかず)」という集落で、
二つの港を結ぶバスは一日4便ありました!

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先ほど浜の方から見た道を上ります

この程度の上りを意識するなんて情けない!
年を取ったな〜と思います

先日77歳になったのですが、
実は今回の自転車旅行は、
「生まれて初めての入院&手術」
http://yokogawa-r.sblo.jp/article/187105381.html
後初めてなのです!



先ほどの船着き場を見下ろすと、
結構上ってきた感じです
上り終えた向こう側では、
カヌー遊びをしている人がいました

少し寒そう・・・
しばらく行くと、大きなガジュマルの木がありました
まあ何ともすごいかたちで、
ここまでの成長の様子を
早送りで観てみたいですね!
向こうに白く見えるのは、
大島の「古仁屋」の市街でしょう

いつも見えます

自撮りです

今夜泊る「古仁屋」の宿に
荷物を預けてくれば良かったな・・・
と思いました

そのままぶら下げて来てしまいました

標識が現れました、 右折すると
「島尾敏雄文学碑公園」と 「震洋隊基地跡」
事前調査不足で、訪問を予定していません

この辺りは特攻隊の痕跡が残っているのですね!
ここの特攻隊の特攻というのは、
戦闘機ではなく特攻船なんですね・・・
特攻機は鹿児島の知覧で見たが特攻船は見たことがない

ともかく当時を思うと、頭が下がり、胸が詰まります!!

トンネルがなければ、
さぞや過酷な山越えだったろう・・・
と思いながらトンネルを抜けると
「瀬相港」は奥深い入江の中にありました

ちょっと神秘的ですね!


「瀬相港」のフェリー待合所

まだ16:30で
18:05の出航迄たっぷり時間があるので、
近くに酒屋さんを見つけて
何度も缶ビールを買いに行きました

酒屋さんは「徳洲会病院」の向かいにありました
撮っておけばよかったな〜
待合所には電動アシストのレンタサイクルが!
フェリーの出航時刻が近づくにつれ、
次々と利用者が戻ってきました!

実は当初、この「瀬相港」から
更に島の北西端迄往復する計画だったのですが、
何と往復30数qですよ!
一体何を考えていたのか信じられません!!

次回何とか車で往復してみたいです!

「瀬相港」18:05発

このフェリーは自転車をたたまず
無料で乗船できました
「加計呂麻島」を後に出航

途中、島々が交錯しているのを眺めながら進みます

左が「加計呂麻島」で
右が「奄美大島」でしょう・・・

「奄美大島」の「古仁屋港」まで、
所要時間は25分です
うわーっ!びっくりです!!

オートバイだと、
結構走行距離が延びるのでしょうね!
18:30「古仁屋港」に到着、所要時間は25分
少し夕暮れ時を感じさせる頃

今夜の宿へ直行しました

4日目:7月31日(金)

当初は自転車で西海岸を北上
などと考えていたのですがとんでもない・・・
距離は40q程ですが、アップダウンが強烈そう!

一体何を考えていたのか???
今思うと理解不能!!
という訳で、
この日はもっぱら〜すっかりバス旅行・・・
先ず「マングローブパーク」へ行きカヌー遊び、
名瀬市街に戻って博物館を見学し、
翌日早朝のフェリーに備えて名瀬市内泊

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泊ったのはこのホテル

サンセットリゾート:朝食付き=7,600円

「せとうち海の駅」は、
「古仁屋港」にある始発のバス停

「瀬戸内町」というのは、
大島の南西端部と「加計呂麻島」などの島々で、
第二次世界大戦(大東亜戦争)の
戦争遺跡が多数点在しているのだ!

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沖縄を巡った時にも感じたのだが、
南の島々には戦争の数々の痕跡が残っていて辛い!
ぼくは昭和18年生まれで戦争が少しは分かります!!

バスが来た!

9:42発、名瀬経由_奄美空港行

トンネルを抜けると右手に、
深く入り込んだ海・・・ 「伊須湾」です!
いつもの乗合バスではなく、
座席がハイバックなので、
乗客がほとんど見えなません
10:24に「マングローブパーク」に到着し、
13:24発延ばすまでたっぷり時間があるので、
早速カヌー体験料2,000円を払って入園
この辺りは「住用」という地域で、
「住用川」と「役勝川」が合流しています

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園内はパークゴルフ場になっていて
広い!
カヌー体験まで時間があるので、
昨日途中で諦めた展望台に上ります
段数は144段で、
蹴上(段の高さ)が20pなので、
展望台の高さは28.8mということになります!

勾配は踏面(段板の奥行)で調節しています
10:00出発の探検隊がちょうど戻って来ました!
望遠レンズに付け替えて1枚!
沖縄では何度かマングローブを見ましたし、
カヌーも体験済みだけれど、
マングローブでのカヌー体験は初めてです!
右(西)から流れてくる「役勝川」と
左(北)手前から流れてくる「住用川」が
合流して、向こうの河口の方へ流れて行ってる

流れて行っている先は「住用湾」
こういう関係です!

図は上が北なので逆さまですが・・・
探検時間60分で、間もなく終了です!

「マングローブ館」は北の方向で、
その右側を北(向こう)の方向から
「住用川」が流れてきています

そろそろ集合時間の11:15です!
「マングローブカヌー案内板」

「見れる動植物」のリストが載せられていて、
満潮時と干潮時で見れるものが変わります



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家族連れ・・・親子4人のグループです
オールの使い方の説明を受けます

単身での参加はぼくだけで、
一番右のカヌーが一人乗りでぼく用です

2016年に宮古島で乗ったのは、
カヌーではなくカヤックでした!

船体がちょっと違ったみたいです・・・


漕ぎ出す!

今は干潮時です
家族連れ・・・親子4人のグループは、
親子二人づつに分かれて・・・
現れた土の側面を小さなカニが出入りしています

干潮時のピークで、
そろそろ潮が戻り始めるとのこと・・・
展望台が見えます!

水面からだと30mちょっと、
大阪「御堂筋」沿いのビルの高さぐらいでしょうか・・・
「宮古島」でのカヤックは、
3人乗りもあったのを思い出しました!
群れから離れないように!

干潮時なので上陸します

地表面には無数の穴があって

「シオマネキ」がせわしく顔を出し入れしています

左利きもいれば右利きもいるようです!
「カニ」もいました
戻る時、
露出した根っ子が見えます
あっという間の60分でした!
「マングローブ館」の中の食堂での昼食は・・・

鍋でつくりながら食べるという奄美名物の「鶏飯」
というのがメニューに載っていて魅かれたのですが、
バスの時刻にかかりそうで迷っていたところ、
「鶏飯ボール」という出来合いのものがある!
とのことで・・・
「それ!お願いします!!」
これがその「鶏飯ボール」!
おかげで余裕を持ってバスを待ち、
13:24発「奄美空港」行きのバスに乗車、
今度は前便と違って乗り合いバスで、
誰も乗っていませんでした!
バスは昨日のルートを北上して
「和瀬」のバス停を通過!

一昨日泊まった宿が見えました!!
名瀬の市街地に入り、
13:59「名瀬郵便局前」で下車
「名瀬港」に出て
海岸沿いの道を北上
大きな船が停泊しています
目指す「奄美博物館」に到着

「名瀬港」の方から真っ直ぐ北に延びる道路の
突き当りが文化ゾーンの広い広場になっていて
その正面にあるのが
「奄美文化センター」で

その左手に「奄美市立奄美博物館」がありました

この時の来館者はぼく一人、
手指を消毒し
奄美の自然と歴史を学びました

島の模型があり、
ものすごい起伏にびっくり!!

こりゃとても自転車じゃ走れない!!
電動アシストバイクでと計画していたため、
全く油断してしまっていました

大島の南西部と「加計呂麻島」
広場のコーナーに民家が移築展示してありました


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今から125〜6年前に建てられて
瀬戸内町に残っていた民家を
移築〜一部復元したものだそうです
風通しのよさそうな民家ですね


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この後少々「ハブセンター」などを訪れたのですが、
写真が見つからないので、 この日はこれでお終い

この日の宿は、
「奄美サンプラザホテル」:朝食付き=7,600円
明朝は5:50発のフェリーに乗船するのに、
何故か予約時に支払い決済済みでした

5日目:8月1日(土)

5:50発のフェリーで「徳之島」へ渡り
時計回りに島を半周、走行距離≒50km
「徳之島空港」から北へ5q辺りで泊

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「名瀬港」の待合室
5:50発のフェリーに乗船する人々

まだ5時にもなっていない・・・
真っ暗な中を自転車で走ってきました!
5:20からの乗船に備えます
入港して来ました
自転車を抱えて階段を4階まで上り
一番奥の2等客室へ

4,5,6階が客室になっています
9:10徳之島の「亀徳港」に到着

所用時間2時間20分

下船して改めて見ると、大きい!

4階で船外へ出て、階段で地上へ

1〜3階は、
車とコンテナのスペースになっています
待合所の建物は、
「名瀬港」のもここのもモッサイ
共通性のデザインです!
鹿児島〜奄美群島〜那覇の航路は、
「マルエーフェリー」と「マリックスライン」という
二つの会社が航行しています

一日ずらしで行き来していて、
ぼくの移動日はすべて奇数日だったので、
今後の移動もこの「マルエーフェリー」になります
走り出した途端にありました!
徳田虎雄さんの「徳洲会病院」です!

つくづく「徳之島」に来たことを実感します!!
しばらく走ると斬新なデザインの病院があり、
ピンと来たので調べたら、
「公益財団法人慈愛会」は
「日建設計」のクライアントでした

でも何だか場違いな気がしました
こちらのデザインの方が「徳之島」らしい・・・かな・・・

しばらく行くと「徳之島警察署」がありました

「闘牛場」に寄ろうと 幹線道路から内陸部に入り
近くまでは来たものの
見るほどでもなさそうなので、
ここまでにして引き返すことにしました
海岸沿いの幹線道路に戻ってしばらく走ると、




親子の姿が!

ここまでどうやって来たのかな?
車が停まっている様子もないし・・・



先の方を見ると、中腹に道が見えます!

上り坂だらけの「奄美大島」で散々な目にあったので、
上り坂にすっかり神経質になってしまいました!

夕方には闘牛、
夜にはクロウサギが見れるらしい!!

お地蔵さんがあって、
左の石碑には「鎮魂」の文字が刻まれています

赤い鳥居が現れる!

扁額に「横綱之地」とあります
闘牛の横綱を祀る神社です!
道の向かいに福田さんの会社の社屋があり
1階の車庫に闘牛運搬用の車がありました

これが神社の本殿だとすると
これがご本尊ということになるのでしょうか・・・

右の方が
かつて複数の横綱を育てたられた福田喜和道さん
優勝記念碑があり

天皇から勲章を授与された記念碑もありました

闘牛の神社から3qほど走って、
来た方を振り返ります

幹線道路(県道)は海岸から離れるので、
海岸に近い方の道を行きました

それでも海は離れていて見えません
何だろう!?
アート作品みたい!
左から右へ進行中で、
「南西糖業」の方へ進んでいるところです
この辺りは「伊仙」

今度は丸型で、どうやら
サトウキビ畑に集まる虫の「集殺装置」らしい!

夜、光に誘われて集まった虫がこの円盤に落ちて、
丸い穴から下に落下する仕組!?

遠くに白く大きな建物が見えて来ました
「南西糖業(株)伊仙工場」のようです!

サトウキビ畑では、スプリンクラーが作動中

工場を後にします
道端にきれいな花が・・・
「ショウジョウソウ(猩猩草)」
「ユーフォールビア」ともいうらしいです
「長寿の里 阿三」にさしかかる

泉重千代さんなら知っています!
世界最長寿の120歳まで生きられたことに
かつてはなっていたところが、
今は105歳までというのが定説になっているとか・・・
道は少しずつ上って行き

見下ろすと港が見えました

「鹿浦川」に架かる橋です

ここは橋の真ん中〜最頂部



橋を渡り終えました
「しまごんおおはし」とはどんな漢字なのか不明です

橋の向こう側には漢字表記があるのかもしれないけれど、
戻って見に行くわけにも行かないので、
それぞれに併記してないのは不親切ですね!
橋を渡り終えてしばらくのところ・・・
複雑な地形・・・
←犬田布岬

その表示板の支柱下にバス停が!
岬とは「犬田布岬」のことで、
バスの走る幹線道路(県道)は
ここから内陸部へ入って行くため、
岬へ行くには、
ここから海岸沿いの支道の方へ左折することに
一日4本の内2本「犬田布行き」があります
途中に思いがけずお店があったのでパンを買い、
店の前のベンチをお借りして昼食
午後2時ごろ「犬田布岬」に到着!
昭和20年(1945年)沖ノ島沖合で撃沈された
「戦艦大和の戦没者慰霊碑」がありました!

←クリックで拡大
東シナ海に突き出た岬は
鋭く切り立つ断崖が続きます

手摺越しに覗き込む

遠くにモニュメントが見えます

慰霊塔だ!

その先まで遊歩道が伸びているので行ってみます
何と!突然カメが姿を
現した!
彼女たちが教えてくれなければ、
カメが見ることは多分できなかったでしょう!
カメがいるなんて思ってもいなかったから・・・
慰霊塔に向かって思わず合掌
花が咲いていました・・・供花のように・・・

「タイワンアサガオ」です!
岬から先は、海岸沿いの道が厳しそうなので
できるだけアップダウンの少ない経路を選んで
幹線道路(県道)の方に戻ることにしました
道端にきれいな花が咲いていました
これは「ビジョザクラ(美女桜)」

お花好きのお家の方が道端に植えられたらしい

こちらは「シュッコン(宿根)バーベナ」

これも同様・・・

サトウキビ畑が広がる

原生林が見える

幹線道路だけあって、自販機がありました
至近距離に4台集中

黄色いのはブランド名のない自販機で「100円もの」
大きな橋にさしかかる

「あきりがみおおはし」
これもひらがな表記です!

「秋利神川」に架かる橋

渡り終えた左手にポケットパークがある

ポケットパークがあるのは、
新しい橋にお決まりのパターンです

橋を振り返ります!

どうやらこの橋、アーチで支えられているらしい

「秋利神川」の河口はぼんやりかすんでいる

向こうの海は「東シナ海」です

「ようこそ 民謡日本一の島 徳之島へ」
の看板がありました

こぶしのきいた歌声が今にも聴こえてくるようです

ここは3台そろい踏み

Asahi、CocaCola、UCC

次に目指すは「犬の門蓋」
←千間海岸
←犬の門蓋

ここを左折します!

「犬の門蓋」は
「いぬのもんぶた」ではなく
「いんのじょうふた」と読みます!
もう直ぐです
展望台が見えてきて

到着!

絶景!

中央やや左に奇岩2つ!
遊歩道を下ると

あった!「めがね岩」!!

めがねの穴に近づいて向こうを覗くと
特異な景観が見えます

ここは、
隆起したサンゴ礁が長い年月をかけて
浸食されてできた地形で、
約1qにわたる海岸線に、断崖や洞門、洞窟が続く

その奇観の景勝地が、ここ「犬の門蓋」なのです
景観を満喫して元の方へ戻り
「犬の門蓋」から3qほど北上すると
「徳之島空港」にたどり着きました
空港ビルの前を通り更に北上、
今夜の宿は空港の北5qほどにあります
途中「墓地」があり、
またもや「丸型殺虫装置」があり、

下にメモリ付きの円筒の器が!

  4000
←――
   〜
  1000
←――

数字は虫の死骸の数かな〜!?
きっとそうだ!!

「尚子ロード記念碑」がありました

シドニーオリンピック女子マラソン金メダリスト
高橋尚子さんが強化合宿を行った
練習コース上に設置されているのです
ようやく今夜の宿に到着したようです

その先の道を左に入ったところ

標識がありました!

徳之島
ホテル
サンセットリゾート
でんわ85 2349

ここです!着きました!!

前庭から山側の景色です
これがフロントとレストラン&浴室のある「本館」です

ただいまの時刻は18:10
ここ、
「本館」のレストランで食事をしました
客室は分棟形式で・・・
コテージっていうのかな・・・
ここに泊まりました

サンセットリゾート:朝食付き=7,600円

6日目:8月2日(日)

「徳之島」の2日目は時計回りで残りの半周を周り、
「亀徳港」の南1qほどにある宿に泊

←クリックで拡大
ほどほどの天候ですが、
水平線は相変わらずぼんやりしています
ホテルを出たのはのは9時半少し前
ビーチの方に出てみます

 
滞在して遊ぶにはうってつけ!

入口の立派な石の標識に別れを告げ出発します!

しばらく行くとヤギさんがいました

「徳之島」では「山羊料理」が有名なのですね・・・
ヤギさんかわいそう・・・

 

灯台が見えてきました

島の最北端の「崎島崎」の灯台らしいです

あちらの方に
「ムシロ瀬」という見どころがあったことに
後で気が付きました。

徳之島では屈指の見どころだったよう不覚でした!

脇道を約200m行くと
「鬼の足跡石」というのがあるそうなので

行ってみたのですが見つからず困っていると、
車で通りかかった地元のおじさんが教えてくれました!





これです!

「鬼の足跡石」の解説板です
良ければ読んでください!

←クリックで拡大
確かによく見ると
足跡のような窪みが
結構たくさんありました!

 
実は幹線道路からかなり下って来ていたので、
戻りはかなりの上りです

島の北部を東へ進みます

こういうのはよくありますが、
不覚にも見落とした「ムシロ瀬」は、
写真で見ると比べようもなくすごいです!

これです!

写真をwebから拝借しました!すみません!!
さてこの後、
平坦な道が続いた先に
岬が見えてきました!

その先に尖がった島が見えますが、

「トンバラ岩」というものらしいです

望遠レンズで引き寄せてみます
これは google map からです!
灯台が見えます
遊覧船でしょうか・・・

これも「尚子ロード」のコースです!

「トンバラ岩」が気になります
「金見崎ソテツトンネル」のサインが出てきました

左折します!
程なくトンネルに到着


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長さが200mもあるそうです
「毒蛇のハブが木々の間から現れることがある!」
と解説板に書いてあるのを、後から知りました

でもまあ本当だったら、
大きな看板に赤字で注意を喚起するところですから、
かなり昔のことのようです
トンネルを、自転車を押して進みます

 
右折すると展望台です


赤い花々

右は「ソテツ(蘇鉄)」
左は「ブッソウゲ(仏桑華)」
です

トンネルの出口に到達

自転車はここに置いておいて
展望台へ
「トンバラ岩」までの距離は、
map から推し測ると 5q ぐらいかな・・・



「灯台」だと思っていましたが、
よく見ると「レーダー」のようです!
人影が見えませんが、
潜っているのかな・・・

沖縄で潜った時に乗った船はあんな格好をしていました
はるか向こうに見えているのが「ムシロ瀬」かな・・・
きっとそうだ!!
奇岩らしきものが見えます!
自転車まで戻り、
長いトンネルを抜けて

道を戻って、
この近くのカフェへ行きました

「ジビエカフェとうぐら」 という名のお店で、
←これはお店作成のパンフレットです!
気が利いていますね(*^-^*)

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海を見ながら「ホットサンド」をいただきました

今12時15分ほど前でお客はぼく一人ですが、
店内の10席ほどは既に12時に予約済みで、
次々にかかってくる電話に、
「12時半なら」〜「1時なら」〜という調子で応対・・・
その後「レーダー」に行ってみました
「レーダー」を近くで見るのは初めてでした
戻ってくると、
オートバイがたくさん停まっていて
 
お客が店内からあふれて、
屋外で食事中の様子です

観光ルート上の人気店のようです!

幹線道路に出ると直ぐに「豊受神社」がありました
大正10年(1921年)に建てられて
2〜30年ほどして忘れられ、
荒廃していたのを今から40年ほど前に復興させた!
と、パンフレットに書かれていました




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しばらく行くと「ラーメン屋」さんが!
ここも流行っている様です
「クロウサギ」に注意って!
夜出くわしたらびっくりですね!
これも「ブッソウゲ(仏桑華)」の花ですね!

また「墓地」がありました

久々に自販機ですが、
「徳之島」では CocaCola が圧倒的に多いです

奄美地方では一般的に、
「墓地」は道路に直に接してあるのですね・・・

非常に開放的な精神的風土を感じます
こんな至近距離に向かい合って CocaCola

これまで見た中で最至近距離です!



「西郷どんくつろぎの岩」!?

見たい!という気が起らなかったので、
通過してしまいました
「クジラ坂」!?
確かに少し上り勾配ではありますが、
坂というほどでは・・・
ここが展望台なのでしょうか!?

よく分りませんでした
「徳之島」は「奄美大島」に比べれば、
それほどのアップダウンはありませんが、
錯覚が面白いです

写真ではこちらが水平で向こうはすごい上りに見えますが、
こちらが下りで向こうが水平ということもありますし、
両方半々という場合もあり、写真では強調されます

相対的な関係なのですが錯覚を起こします
この場合は今が下りで、向こうはほぼ水平でした!

水平線がぼけているのが残念です
西郷さんはこんなところに逗留されていたのですね・・・

←クリックで拡大

島津久光の名前がよく出てきますが、
島津久光と言えば苛烈な仏教の弾圧者であり、
明治維新の廃仏毀釈のよるメチャクチャな
文化破壊にまでつながって行くイメージがあるので、
ぼくの中での印象は良くありません!

「井之川」という辺りに、
「第46代横綱朝潮太郎銅像建立の地」
の案内看板がありました

朝潮太郎は
横綱のイメージにふさわしい容貌と体格の持ち主で、
子供のころTVでよく観たのを覚えています

小回りの利くテクニシャンを苦手にしていたようです
午後3時を10分程過ぎたころ、
昨日の朝フェリーで到着した「亀徳港」に戻ってきました
←「亀徳本港」
とあったので左折して港の方に行ったところ、
何だか様子が変だな・・・と思ってよく見ると
 
フェリーが発着しているのは

橋を渡った向こうの「新港」でした

ピラミッド状の三つの屋根の建物は倉庫で
その右側が「待合所」

これが「亀徳新港待合所」です
これが正面!
明日の朝、ここから「沖永良部島」へ向かいます

中でアイスを食べている女性がいたので、
「どこで買われましたか!?」って聞いたら、
「ファミリーマート」の場所を教えてくれたので、
その「ファミリーマート」少々買い物をした後今夜の宿へ

因みに「ファミリーマート」は亀徳に2軒ありました!

これが今夜の宿
「ホテルグランドオーシャンリゾート徳之島」

フェリー乗場からは1q少しのところにありました

ホテル名に恥じない豪華な!?玄関 (*^-^*)

部屋が海とは反対側なので西に向いていて、
夕日が見えました!

「ホテルグランドオーシャンリゾート徳之島」
:朝夕無し=8,500円

7日目:8月3日(月)

「沖永良部島」の1日目
フェリーは島の北側の「伊延港」に到着
本来なら南側の「和泊港」に到着すべきところ、
海が荒れていて変更になったとのことでした

この後、 時計回りで島を半周し、
南端の「知名」にある宿に泊

←クリックで拡大

一昨日「奄美大島」から乗ってきたフェリーが
今日もやって来ました!

「亀徳港」に9:10着〜9:40発

堂々たたる船体です

でも一昨日の船は、
とっくに沖縄の那覇港をターンして、
今頃鹿児島の方にいることになるはずなので、
同じには見えますが、
一昨日の船と同じであるはずはありません!

さて、接岸すると、

先ず後ろの車両用ランプが

緩やかに下降して

接地し
車とコンテナが出入りします

乗客はというと、
船体に格納された階段が
船外に出て下され
乗客が船内のエスカレータで
4階から2階下りてきて、


そこで外側の階段に移って地上へ

エッ!
一昨日は地上から4階まで外側の階段で上下したぞ!

ここで気が付いた!
エスカレーターの「付いている」のと
「付いてない」のがあるのだ!!
これが一昨日の写真!です
一昨日の早朝、
自転車を抱えて4階まで上るのが
きつかったのを覚えています!
まあそれはともかく、
この日は階段とエスカレーターで船上の人となり、
9:40に出航

所要時間1時間50分で、
「沖永良部島」の「和泊港」に11:30到着の予定

ところが波が荒いとのことで、
到着したのは島の南の「和泊港」ではなく、
島の北側の「伊延港」で、
到着時刻も5分遅れの11:35でした

こちらの港には
待合室というほどのものもありませんが、        

この「伊延」の地は、
「西郷隆盛上陸の地」!

そして、こてらからのスタートは、
島を時計回りに走るのには
好都合なのでした!

遠回りになるためか、
フェリーは定刻の2:00より5分ほど早く、
「与論島」へ向けて出港して行きました

「与論島」と言えば、
昨日「与論島の宿」から連絡があって
島の状況・・・コロナ蔓延で困っている!とのこと

ご相談して、「また良い時期に改めて!」
ということにさせていただきました
港の名前は「西郷南洲伊延港」といい、
「西郷隆盛上陸地」の像もあるようですが、
在処を探すことなく

そのまま北へ向かって走り出しました

分岐点で、
←空港・国頭
とあるので左折しました

先ず目指すは「日本一のガジュマルの木」!

畑の赤い土とぼんやりした水平線は相変わらずです

何と!
最初に現れた自販機は Asahl でした

さてここで自販機についての報告です!

徳之島では CocaCola が圧倒的に多くて、
5〜60台は見たかな・・・次に多かったのは UCC で
Asahi を見たのは4台、Boss も少しはありました・・・

つまり Asahi はすごく珍しい!

地元の人に小学校の校庭にあると教えてもらい、
ようやく小学校の校門にたどり着きました

ようこそおいでくださいました
御用の方は職員室までお越しください
          国頭小学校長・国頭幼稚園長

とありましたが、無意識に無視して校庭内に入り
編集している今になって反省している次第です!

職員室にお声をかけず申し訳ありませんでした。
記録が完成したらお詫びを入れます!!
      

「和泊町立 国頭小学校」

門柱がすごく立派なら、
車止めのバリカーも立派です!
正面に見えました!
「日本一のガジュマルの木」!!

「天皇皇后両陛下行幸啓記念碑」!
平成29年11月18日
2017年ですから3年ほど前ですね・・・

記念碑の背面です

←クリックで拡大
足元に解説板がありました
「子どもを見つめて1世紀」

←クリックで拡大
見事です!
左のは支え木!

右のは支え樹!?
これが全貌です!

←クリックで拡大

「解説板」には残念ながらサイズは記載されていません
これが校舎の入口

ぼくが学んだ「宇治市 立小倉小学校」とは
比べようもない 立派な学校です!

尤も時代が全然違いますが (*^-^*)

設計者の意欲が伝わってくる力作です

屋根の銅板の緑青が美しい!

小学校を後にして海の方へ

「サンゴの石垣」はこの地域の風景をつくっています

「国頭暗川(くにがみくらごう)」

「暗川(くらごう)」とは地下を流れる川のこと!

「沖永良部島」は隆起珊瑚礁に覆われた島で、
多くの暗川が分布しているとのことです

←クリックで拡大

階段があるので

下りて行ってみると、水面が見えました

飲料水のほか、水遊びや洗濯などの
生活用水として利用されてきたのだそうです

珊瑚石の石積みとガジュマルの木が
この町の風景を形成しています

町を後にして次に目指すのは
「フーチャ」です!
地道を海の方へ
「標識」が見えてきました
「奄美群島国立公園」

指定:平成29年とありますから2017年!
そんなに古くはないのですね・・・

でも説明板はすっかり古びていました
国立公園に指定される前からあったのでしょう

「フーチャ」とは「潮吹き洞窟」のことだと分かりました


←クリックで拡大


岩場を「潮吹き洞窟」のある方へ行ってみます

先端の方まで行くと

見えました!

長い年月をかけて荒波に侵食されてできた
珊瑚礁の大きな洞窟群です
足が竦んで怖いです

吹き上げる潮の高さは
季節風が強い時には10m以上、
台風の時には20〜70mにもなるそうです!

想像もできません!!

戻ると右の方に石碑があり
「常陸宮殿下 同妃殿下 御清遊之地」
昭和48年7月14日とありました

いらっしゃったのは1973年のことですね
「フーチャ」から真直ぐ東へ進みます
同じような風景が続きました
「フーチャ」から700m来たところに
道標がありました

空港まで1.5qとあります

しばらく行くと廃屋がありました

喫茶レストラン
■―シャンビューテラス

■は壁の板が剥がれて欠落しています!

■の答えは「オ」!
店の名前は「オーシャンテラス」です
往時がしのばれます

ヤギさんが道を「通せんぼ」しています
怖いので、自転車でガードしながら通過しました
「沖永良部空港」に到着しました
中に入ってみることにします

ただ今の時刻は14:16です
午後の便が間近らしく、お客さんがたくさんいます
JALの機影が見えました
運航はRAS=琉球エアーコミューターです
食堂があり、「焼うどん」をいただきました
空港は島の北東端に位置していて

空港に接する道を南下します

これは空港の中の様子です

海に近い道を南下、
正確には南西下します

赤土です!

今になって思うのですが、
触れてみれば〜舐めてみればよかった!

空港から4qほど、展望台がありました

「笠石海浜公園」です

ガイドブックには
「展望台から太平洋のパノラマが一望できる」
とありますが、水平線は相変わらずボケています

更に南西下
港のある「和泊」の町の中心部に向かいます
次に目指すのは「西郷南洲記念館」です

因みに「タラソおきのえらぶ」はレジャー施設です
珍しく KIRIN の自販機がありました
「沖永良部島」では
CocaCola と Asahi の数は互角です
「和泊港」が見えてきました

これまでの待合所に比べると
スッキリしていて ホッ!とします

明日に備えて下見しておきました

ただ今の時刻は15:24

ありました!「南洲神社」

道路沿いに鳥居がありましたが、

ここの鳥居も鉄筋コンクリート造です

奥正面中央に
「西郷隆盛像」がありました
ここの解説にも同様、
「島津久光の怒りにふれて」のくだりがあります

←クリックで拡大
どちらの社にも「南洲神社」とあり、
屋根のデザインが違いますが、
どちらか一方に西郷隆盛が祀ってあって、
もう一方には西南戦争で逝った
西郷以外の戦士が祀ってあるのかもしれません

この写真は右の社を斜めから

これは正面から見たものです

後日webで調べたら、
これらとは異なる社の写真が出てきたので、
何が何だか分からなくなりました

因みにこれらの建造物は鉄筋コンクリート造で、

何故だか木造ではないので、
単にローコストというのではない理由が
あるのかもしれません



ところで、目指していたのは
「西郷南洲記念館」でしたね!
行かなかったことに今気が付きました!
今更ですね・・・

 

で、
「南洲神社」から8〜9qほど下ると
「ウジジ浜」の標識が現れました

「ウジジ浜 癒しのスポット」 とあります


隆起珊瑚礁ならではの奇岩が立ち並び、
沖は絶好のダイビングスポットだそうです

頭が膨らんだ傘のようになっているのは、
石灰質の岩が長年をかけて波の浸食を受け、
できたものだそうです

「ウジジ浜」から今夜の宿までは3qほど、
途中道に面して「墓地」がありましたが、
こちらは石垣の塀が巡らされていました



今夜の宿が見えてきました!

17:30頃

設計者の張り切りが感じられるデザインです!

今日から2泊します

「おきのえらぶフローラルホテル」:朝付き=7,400円

8日目:8月4日(火)

この日は島の西半分を時計回りに一周、
島の最高部の「大山」にも上りました

←クリックで拡大
1階のレストランへ行ったのは8時過ぎで、
お客さんはチラホラ
これが朝食です

ホテル右手の取り付け道路を下って
海沿いの道に出ました

泊っている部屋は2階の右から3部屋目

連泊で不要な荷物を部屋に残してきたため、

今日は身軽です

左の方・・・北西に向かって走り出します

やがて顕彰碑が現れました

しゃれたデザインです!

「浜口栄次郎博士 顕彰之碑」 昭和58年8月吉日

1983年に建てられた!

「その生涯を砂糖の研究と教育に捧げた
製糖化学の世界的権威である」とあります

←クリックで拡大

この道標で右折

入口があるので覗いてみると
広いお庭のあるお屋敷が!

この地域の典型的な「お砂糖農家」のつくりのようです
ガジュマルが共に生活している!
途中神社がありました

これもそうですが、
奄美地方の鳥居はどれもコンクリート製です!
丘の中腹に、ようやく
「昇竜洞」の入口が見つかりました

ガイドブックによれば、
島内に300以上ある「鍾乳洞」の中でも、
景観とスケールは圧巻で、
東洋随一と讃えられている!
とのことです
ところが何と!本日定休日!!

火曜日が定休日ということでしょうか・・・

それでも中へ

「昇竜洞 県指定文化財 天然記念物」


←クリックで拡大
門をくぐって階段を下りて行くと
「昇竜洞入口」の建物があり
売店も併設されています
解説板の一番右にある写真の
「ナイアガラの滝」などスゴイ!

全長3300mのうち600mが公開されているそうです


←クリックで拡大
建物の脇の隙間をすり抜け中へ
外光のお陰で少しは大丈夫
アップ!
入場者には懐中電灯が貸し出されて、
中を探索するようです
だんだんおぼつかなくなってきて、
「自転車の投光器」を宿に置いてきたのを悔やみましたが、
どうしてこの時
「iPhoneのランプ」を使おうとしなかったのか???
後になって首をかしげてしまいました!


暗くて先には進めず、諦めて戻ります
案内所が見えてきて、
悪いことをしたなと思いながらもヤレヤレ・・・
さてさてその後ですが・・・

島内は「道標」が充実していて
←「大山展望台」の方向を目指します
島の最頂部に到達
といっても標高240mと低いけれど・・・
ここばかりは「道標」などの「案内」が無くて、
「展望台」を見つけるのに一苦労しました!
ようやくたどり着いて上へ
どちらの方向も

はるか彼方も海か空か判別不能

次の目的地「田皆岬」へは、
緩やかな下りを北上します

電波塔です

島はどこも電波状態良好です!

写真を今見ても、
どちらから来てどちらへ向かったのか!?
思い出せません

これで、
右から来て左へ向かっていることが分かります

はるか東の方にフェリーが見えます

14:10「和泊着鹿児島行」が、
北側の「伊延港」着に変更になったらしいです

明日自転車で和泊に行ったら伊延に変更!
なんてなことになったら困るので、注意!注意!

振り返ると丘の上に白の丸玉が2つ!
テレビ中継局のアンテナらしいです

一昨年久米島では、
大きいのお間近で見たな・・・
「田皆岬」まで
斜め右方向へ700mのところまできました!
ほぼ到着して、
「ようこそ観音崎へ」と書かれた看板があるので
トンネル状の細い道を
海の見えるところまで出てみると
西方向に遠くまで断崖が伸びていて
左手には「観音様」がいらっしゃいました!

元の道をさらに進むと「灯台」があり

「灯台」の向こうへ行くと、

ここにも一連の「看板」がありました
「看板」の向こうをのぞき込むと、
スゴイ断崖絶壁です!
水がきれいで、今にもカメが現れそうです
「田皆岬」を後にして西に向かう頃
フェリーが「伊延港」に到着したようです

定刻より5分遅い14:15分
北回りだと5分よけいにかかるのが分かります
赤土を見ながら走っていると
珍しく BOSS の自販機がありました
そして・・・本当に不思議なものがありました!

全く場違いな「阪神バス」が!
どうしてこんなところに???

「尼崎経由新城行」とありますが、
一体どこから尼崎を経由して、
一体どこの新城へ行くのでしょうか???

ここは南の島ですよ!本当に不思議!!!



黄色い花が咲いていました
これは「ありあけがずら(有明華ずら」です


Asahi です
今度は、Asahi と CocaCola のセットです
土がなぜこんなに赤いのか、
まだ調べがついていません!

現地のお百姓さんにお会いできれば、
お聞きすることができたのですが
大きな葉っぱに
赤い花・・・ではなくて実!

「インドクワズイモ」という、
インド原産の観葉植物だそうです!

良く育っているのは、
気候風土が適合しているからでしょう

東へ進行中
そろそろ南へ向かったら
と思っていた矢先
右折を促すサインがありました

ガイドブックには載っていないので
よく分からないままに進むと

城跡!?
このこんもりしたのがお城らしく
この場所全体が公園になっています

webで調べたら後蘭孫八は、
15世紀の島主世之主に仕えた四天王の一人で、
優れた築城家、城づくりの名人だったということです

ガイドブックのmapに「世之主の墓」というのがあるので、
この近くにあるようですが・・・

奥正面に、お墓ではなく「顕彰碑」がありましたが、
表面が摩耗して読み取れませんでした

島の歴史について勉強もせずにやってきたので、
どうかご容赦ください
公園の左側にガジュマルの大木があり

日陰にベンチがありました

ガジュマルの木には、
セイヨウキズタが絡んでいました

順序が後になりましたが、
ようやく近くに説明板を見つけ、
概要は理解できました
でも、
この説明板には時代の記述がありません

15世紀の城主だそうですが、
薩摩が襲来するより前の時代ですネ

←クリックで拡大
この奥に何かがありそうでしたが・・・

案内が無いのでここまで
隣接して立派な霊園がありました
整然としたお墓の分譲地といったところでしょうか・・・
孫八さんと別れを告げて南下します
赤土ではジャガイモが栽培されているようです

そういえばサトウキビ畑は見かけなくなりました
何と何と3台そろい踏み!

左から、 Asahi、BOS、CocaCola

CocaCola だけ大型です!
遠くに海の見える幹線道路に出て
右へ・・・南西へ進みます

ほどなく
←「ジョキョヌホー」

何かと思ったら

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平成20年(2008年)に、
「平成の名水百選」に 認定された名水でした

ポケットパークになっていて

子供たちが水遊びに夢中です
楽しそう!
詳しくはこれをお読みください

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ぼくも思わず足から浸かりましたが

ツッ!ツメターッ!!
楽しそうな子供たちを思い出すと、
つい写真をたくさん載せてしまいました
歓声が今も聞こえてくるようです!
「名水」を後にしてしばらく行くと
「沖永良部徳洲会病院」がありました
そこから海へ下る道の途中を右折すると
ホテルの玄関側に着きました・・・16:45

車が結構停まっています
勿論ぼくは自転車と一緒に部屋まで行きます
エレベーターホールから山側を見ます
部屋からの眺めです


夕食は一階のレストランで

今夜は先ず「冷ややっこ」、
昨夜は先ず「揚げ出し豆腐」でした!
それから「ゲソのフライ」、
昨夜は「タコのフライ」でした!
これは「近海産ソデイカ」です

調べたら「ソデイカ」は、
胴長100cmで、体重は20kgほど、
最高30kgにまで成長する大型の種
ということで、
そのことを知ったら何だか大味で・・・

「生ビール」を何杯かお代わりし、
部屋に戻れば「缶ビール」・・・ 何時しか寝床です


9日目:8月5日(火)

この日は二つの港のどちらから出航するのか・・・
そんな不安定な状態で自転車には乗りたくないので、
TAXIに任せて港へ向かうことにしました

予定通り「和泊港」12:00出航
「与論島」では下船せず、「那覇」へ直行しました

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辿った航路は左図の通りで、
19:00に「沖縄・那覇港」に到着しました

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朝、山の方・・・「大山」
一番高いところで標高240mです
余裕をもって10:00にホテルを出発

今日は「和泊港」発であることを
ホテルで確認してもらっているのに、
しつこく
TAXIの運転手さんにも確認してもらい

20数分で早々と「和泊港」に到着

2階の待合ロビーには、lまだ誰もいません

マルエーフェリーの切符発売所の窓口に

フェリーあけぼの
8月5日(水)下り 1:30入港

と案内のボードが出ているので間違いありませんが、
心配性なので船影を見るまで落ち着きません

乗船券と手荷物合札を購入

見えてきました!
今日のは一昨日のではなく、
その更に2日前の
エスカレーターが付いていない方です!

予定通り11:30に到着!
地上との接続階段は船外に付いていて
ワイヤーを延ばして降ろされる仕組みです
というわけで、この日は自転車を抱えて4階へ

←左図の 一番下が4階で、
その右端の緑色の部分が2等船室です!
こんなスペースです!

定時の12:00に出航しました

船内には「自動販売機」が完備され

広い「レストラン」があって
「給湯器」も備えられていたので
ちょうど持ち合わせていた「カップ麺」をいただきました
「沖永良部島」さんさようなら!

全周約40q、一番高いところが240mですから、
とても平べったいです
何と何と、泊ったホテルが見えました!

光学400oのズームレンズに付け替えて撮影していますが、
視界がスッキリしなくて残念です

「那覇」迄のほとんどの時間は、
自販機コーナー窓際の椅子に座って過ごしました

Wi-Fiが使えるので、
Kindleで井沢元彦を読んだり、

iPod Classic で練習中の歌曲を聴きながらナゾッタリ・・・
なので途中の7時間も退屈しませんでした

今練習しているのは、
Bellini_ベッリーニの歌曲2曲で、
次の公演で歌うつもりです
歌いたいオペラのアリアはキツくなってきました!

12:35頃
まだ「沖永良部島」が視界にあります
いつしか時間が経過し、
「船内放送」で気が付くと、
いつの間にか「与論島」でした
おもしろい岩が見えます
「沖永良部島」の「ウジジ浜」で観た「傘岩」と似ています

13:40「与論港」に到着、14:10に出航しました

遅くとも来年には、是非訪れたいと思います
2時間30分航行して、
「沖縄本島・本部港」に16:40着〜17:10発

「沖永良部島」の「和泊港」を出航してから
もう直ぐ7時間!


少し暗くなってきましたが、間もなく「那覇港」に到着です

「フェリーターミナル」が見えてきました!


19:00に「那覇港」に到着

自転車を抱えて長い階段を下りました
「フェリーあけぼの」の見納めです

因みに、エスカレーターの付いているのは
「フェリー波之上」で、こちらは「フェリーあけぼの」
二つののフェリー会社がそれぞれ二隻のフェリーを使って
鹿児島と那覇の間を行ったり来たりしていることを、
フェリーの旅を終えるに当たって
ようやく理解したのでした!
naviを「歩行者モード」にしていたため、
少々もたつきましたが

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40数分かかって、ようやくホテル近くまで来ました

ホテルの入口は、
ビルの横の 「ポケットパーク」にありました

ビルの8階までがオフィスで、
9階から18階までがホテルになっています

9階がフロント、18階がレストランで、
客室は10階から17階まで、
泊った部屋は17階でした

「ダイワロイネットホテル那覇おもろまち」
:朝夕無し=9,000円

最終日で少し良い部屋に泊まりたかったので、
ここにしましたが、これなら安いです!

因みにこれまでの記載価格はすべて税込みです
昨夜までとは全く違う夜景・・・
明日はただ帰るのみです!

では、おやすみーっ!!

9日目:8月6日(水)

9時前にホテルを出て
自転車でモノレールの「おもろまち駅」へ
「ゆいモノレール」に乗り20分ほどで「那覇空港」へ


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朝、ホテルの部屋から港の方を見る
今日は8月6日!
広島に原子爆弾が投下された日です

4年前に広島の原爆記念館を訪問した後、
展示がリニューアルされているので、
是非再訪したいと思います!

ちょうど安倍首相がメッセージを読み上げておられる

ホテルから「ゆいレール」の「おもろまち駅」までは
300mほど・・・

自転車をたたみ、
エレベーターでホーム階へ
9:14発に乗り9:35「那覇空港」に到着

自転車とデイパック1個を預けた後、
大きな空港内を

延々と
搭乗ゲートへ向かいます

とても大きな空港です!
搭乗ゲートに到着
那覇10:50〜12:50関西_ANA1734

お客さんは10人ほど・・・
「那覇空港」を飛び発った直後、
新しくできた「第2滑走路」が見えました
「関西空港」が見えます!

あと10分ほどで着陸です

「関西空港」に12:50に到着

対岸にバブルの象徴が見えます!
1980年代後半から90年代前半にかけて、
日建設計では対岸の都市計画を手掛けていて、
巨大な建物が林立する模型を
制作していたのを覚えています!

向こうに見える「ゲートタワービル」は、
その中心のシンボル!ツインタワーで、
模型では中層がブリッジで繋がれていました

バゲージクレームで手際よく自転車を受け取り出場、
空港バスの時刻表を見ると、
「近鉄学園前」行きの直通バスは夕刻までないけれど、
「近鉄上本町」行きは13:15発!ということで、
ギリギリ乗車できました
でも乗客はぼく一人で、申し訳ない気持ち!
「近鉄上本町」駅で近鉄電車に乗り継ぎ、
自宅の最寄り駅の「菖蒲池」駅で下車し、
自転車で帰宅したのは午後3時過ぎだったかな・・・

長い10日間の旅は終了しました、

「奄美大島」の再訪と「喜界島」&「与論島」
加えて沖縄の「伊是名島」の訪問!
来年には行けるかな・・・
歴史をしっかり予習してから訪れたいと思います